新年初山行 2025.1.6.
今年の初山行は7年前に行った山北丘陵の富士見塚、久々の雨模様にそれなりの対応をと気にしつつの実施。いきなりの霧雨に、最初の了義寺を省略し農村公園、美化センターと順調に進んだが、篠窪集落への中村川沿いの山道が立ち入り禁止になっていた。やむなく同じ方面に向かう車道を進んだが、途中で行き止まりとなり地図にない樹林の微かな踏み跡を辿る。やがてバリエーションルートの急降下となり、行けない事はないが今日の山行はC級、この先はB級クラスとなると判断し、往路を戻る事とした。車道を1時間ほど歩き富士見塚に着き新松田駅に向かい車道を下って行き、車道を嫌い裏道をと思って進むが、引き返すことになる。バス通りからは川音川沿いの土手を歩くが後続と離れ文久橋で合流し新松田駅に戻った。今日もそうだが、このところ小さな判断ミスで、山行後の満足感が以前ほど得られない事がある。私は殆ど下見はせず、趣味の仲間の登山はみんなで迷ったり考えたりする事で、参加者も緊張感や達成感が楽しめると思って「ちょっと余裕をもって道草」をしながら楽しんできたが、近頃は「ちゃんと間違ったりする」こともある。徐々に感性が低下してきている事を受け入れ、予習、復習しっかりせねばと、自分に言い聞かせている私であります。
箱根屏風山 2024.12.12
会山行のCが少なかったので平日HP企画での穴埋め企画。何度も行った屏風山を畑宿から登り元箱根から湯本に戻るコース。平日とあって湯本駅も畑宿も閑散としている。畑宿から落葉を踏みしめ登ってゆく石畳は私達8人だけ。冬枯れの静寂の中、案内板などをじっくり見て往時の雰囲気をたっぷり感じながら、あ~でもないこ~でもないと他愛のない会話を交わしながらのんびり登ってゆく。甘酒茶屋で”甘酒”を飲み、車道を離れ登山道に入り急な階段を上ってゆく。笹が狩りはらわれた気持ちの良い道をヒメシャラやアセビ越しに見える芦ノ湖や箱根連山を眺めながら快適に登ってゆく。北条氏の砦のあった小広い屏風山山頂で昼食をとり、関所跡に向かう。稜線からの下りは荒れ気味の急な階段の下り、段差の大きな急降下の階段に一部クサリはあるが危なっかしく要注意。バス通りに出て箱根恩賞公園(箱根離宮)に寄り、昼なお暗き”杉並木”を抜け元箱着き無事終了。箱根からの帰りはバスの渋滞が悩みのタネだったので、今回は湯本駅まで30分の急行便を利用してみた。少人数での静かな山歩き、久しぶりに当時を偲びながらの楽しい一日でした。